
昨夜から吹き始めた強風は夜中にピークを迎え、午後には回復するだろうという読みを見事に裏切ってくれて、夕方になっても衰えず、5時を過ぎても平均風速18m/sが続いている。
氷床掘削を終え、内陸旅行の出発拠点であるS16に戻ったパーティーは、昭和基地を目前に控えて停滞中。
明日天候が回復すれば「しらせ」のヘリがピックアップしてくれて、約1ヵ月半ぶりに元気な姿を見せてくれるはずだ。
2月の声を聞くと天候が悪化して、思うように作業が進まないのはいつものことだが、今年もご他聞にもれず計ったように天気が崩れる日が増えてきた。
比較的天候に恵まれた夏もそろそろ終わる。
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52次隊から戻って3年半。
今度は57次隊で明日出発する。
東京、札幌、大阪といろいろな人に見送られ、エールを送ってもらって、改めてこれまで色々な人に支えられて来たなということを実感。
思うところは色々とあるけど、現場を楽しもうと思う。
「安全は全てに優先する」を忘れず、隊としてのミッションを最大限に達成できるように過ごすつもりだ。
隊員みんながそれぞれの人生をかかえ、ミッションをかかえ、その中で縁あって1年を共にするのだから、終わってからお互いに楽しかったと言い合えるような隊にしたい。
久しぶりに更新したにもかかわらず、次の更新のチャンスは年末頃。
57次隊の雰囲気が少しでも伝わるように、できるだけまめに更新できればと思う
それでは、行ってきます。
今度は57次隊で明日出発する。
東京、札幌、大阪といろいろな人に見送られ、エールを送ってもらって、改めてこれまで色々な人に支えられて来たなということを実感。
思うところは色々とあるけど、現場を楽しもうと思う。
「安全は全てに優先する」を忘れず、隊としてのミッションを最大限に達成できるように過ごすつもりだ。
隊員みんながそれぞれの人生をかかえ、ミッションをかかえ、その中で縁あって1年を共にするのだから、終わってからお互いに楽しかったと言い合えるような隊にしたい。
久しぶりに更新したにもかかわらず、次の更新のチャンスは年末頃。
57次隊の雰囲気が少しでも伝わるように、できるだけまめに更新できればと思う
それでは、行ってきます。

雪溶けが急速に進み始めた札幌を後にして、先週末東京に移動。
春休みの息子に手伝ってもらって家具や身の回りの物を揃え、何とか新生活のスタートに間に合わせた。
南極から戻った週は前回と同様にぼけ~と過ごし、黒松内での痛飲を皮切りに各所への挨拶回りと飲み会、東京での生活の準備、新学期を迎える我が子の準備などで3月の最終週はあっという間に過ぎ去った。
新しい職場は、国立極地研究所南極観測センター。
今度は観測隊の後方支援の任に就くことになった。
南極での2度の越冬経験とそれまでやってきた様々な経験を活かして、少しでも南極観測に貢献して行きたい。
これまでお世話になった多くの人に感謝しつつ新生活を開始する。
春休みの息子に手伝ってもらって家具や身の回りの物を揃え、何とか新生活のスタートに間に合わせた。
南極から戻った週は前回と同様にぼけ~と過ごし、黒松内での痛飲を皮切りに各所への挨拶回りと飲み会、東京での生活の準備、新学期を迎える我が子の準備などで3月の最終週はあっという間に過ぎ去った。
新しい職場は、国立極地研究所南極観測センター。
今度は観測隊の後方支援の任に就くことになった。
南極での2度の越冬経験とそれまでやってきた様々な経験を活かして、少しでも南極観測に貢献して行きたい。
これまでお世話になった多くの人に感謝しつつ新生活を開始する。


予定では今日から野外に出かけるはずだったが、あいにくの吹雪で明日に順延になった。
氷上輸送中は夜勤体制が敷かれていたこともあって、30人が揃って食事をすることはできなかった。
昨日の夜は久しぶりに全員が揃ったことと、翌日から5人が野外にでかける予定だったこともあって、昭和基地で全員そろって食事をする最後の機会となるということで、シェフが普段よりも一層気合を入れてごちそうを準備してくれた。
氷上輸送を終え、間もなく越冬が終わるという安堵感も手伝って、賑やかな夕餉となった。
1年間、いい仲間に囲まれ、お互いに助け合いつつ過ごしてきた。
そんな越冬生活が終わるのは少しさびしい気もするが、全員が元気に揃って帰国できる日が間近に迫っていることが嬉しい。
53次夏隊の湖沼調査班のサポートをするため、明日からスカルブスネスにでかける。
南極での最後のミッションも充分に気をつけてやってくるつもりだ。
スカルブスネスからは直接しらせに戻るため、3月中旬の帰国まではインターネットにアクセスる事はできない。
50次隊の時よりもさらに筆不精が高じて、あまりまじめなブロガーではなかったが、おつき合いいただいた皆さんに感謝しつつ、南極からの報告を終わりとしたい。
皆さん、ありがとうございました。

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