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昭和の日
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隊長の粋な計らいで、昭和の日の今日は休日日課となった。
急速に日が短くなっているのを実感するが、写真はちょうど正午頃の太陽だ。
太陽高度が下がり、斜めから差し込む日差しに、終日夕方の気分。
さしづめ、一年の夕方というところかな。
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レスキュー訓練
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今日はレスキュー隊員ではない、一般隊員への訓練。
基本的なロープワークや機材の使い方を覚え、自分が助けに来てもらった時に基本動作が行なえるようになることと、レスキュー現場に居合わせた時にレスキュー隊のサポートを行なえるようになることが訓練の目的だ。

懸垂下降は、最初は低い場所で動作を覚える。
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ブリの土曜日
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昨夜からブリザードが吹き荒れている。
外出注意令が発令されて、外作業は中止。

午前中は第1回の南極安全講習を実施した。
今日から6月一杯、月に2~3回のペースで土曜日に講習会を開く。
主に野外に出かける際に必要となる知識や技術の室内講習だ。
今日は装備の話をした後、野外で使用する灯油コンロの使い方の実習をした。
最近は宿泊時の炊事にカセットコンロを使うケースが多いが、低温下ではガスが気化しないことも多く、そうなると最後の頼み綱は灯油ということになる。
学生時代から慣れ親しんでいる道具ではあるが、最近はもっと便利な道具に流れて国内ではしばらく使っていなかった。

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大陸初オペ
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4/22~23の二日間で、大陸での初オペレーションに出かけてきた。
観測隊では、業務として行なう様々な活動をオペレーション(略してオペ)という。
今月始めに作った昭和基地~とっつき岬間のルートをたどり、大陸に上がる。
前回はスノーモービルで来たが、今回は雪上車。
海氷は安定していたが、上陸地点の少し手前ではタイドクラックが少し開いていて、海水が見えていた。
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向岩散歩
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昨日の花見は飲み過ぎず、早起きに成功。
今日は休日なので午後から6人で大陸に出かけた。
基地前から片道約5.5km。
日が差して風もなく、穏やかな天気の中の散歩だ。
スパイクつきのマウンテンバイクで参加する隊員もいて、途中何度か代わってもらったが、非常に快適だった。
驚いたのは、途中から突然風が強まったこと。
それまで無風に近かったのが、ある場所を境に突然10m/秒を超えるような風が吹き始めた。
大陸から吹き降ろす風は冷たく、頬のあたりが冷たくなっていくのがわかる。
目的地は、先日ルート工作を終えた向岩。
目印の旗をつないで氷原をまっすぐに進む。
往復約4時間の楽しいひとときだった。
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南極花見
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昨日は引き続きラングホブデ方面のルート工作に出かけたものの、雪雲がラングホブデの岩山を隠してしまい、大事を取って途中から引き返した。
ルート工作は、心配のない天気で行なうのが一番だ。

夕方から準備をして、夜は今月のイベントの「お花見」。
・・・といっても花が咲いているわけではなく、担当者がネットで集めた全国のさくらの花を眺めながらの花見の宴となった。
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レスキューリーダー訓練
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隊では、非常時に備えてレスキュー隊を編成している。
野外に出かけているパーティーが事故を起こしたときに現場にかえつけて救助を行なうのがレスキュー隊だ。
ただ、国内で山に登ったりして野外での本格的な活動の経験のある隊員は殆どいないため、隊の中での訓練はかかせない。
当初、3月から始める予定だった訓練だが、季節外れのブリザードの影響で延び延びになって、ようやく今日から訓練を始めることができた。
レスキュー隊員は12名で構成され、2名の医師を加えた14名が現場に駆けつける可能性がある。
28人の隊員の半数がレスキュー隊員というのも少しおかしな話だが、3班に分けて4人1単位で活動することを想定している。
私を含め、レスキュー隊員が野外に出かけるケースも多くあるため、少し多めの人数をレスキュー隊員に配置した。
全員を一度に訓練しようと思うとなかなか伝えるのが難しいので、半分ずつに分けて実施することにして、今日はその第1回目。

まずは、室内でレスキュー装備の確認と基本的なロープワークのおさらいをしてから外に出た。

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ラングホブデルート工作開始
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海氷の状態がよく、例年より早いペースでルートを延ばすことができたので、今のうちに他のルートも延ばしておこうということで、昭和基地の南約30kmにある、ラングホブデへのルート工作を始めた。
当初の予定では、極夜が明けた8月頃からルート工作を開始するはずだったので、かなりの前倒しとなる。
大嵐が来て、海氷が割れてしまう恐れを除けば、今のうちからルートを延ばせると後半の日程にかなり余裕が生まれる。

ブリザードの影響で、海氷上には小さな吹き溜まりがたくさん連なって凹凸がはげしく、スノーモービルで走りにくい。
上の写真で白くなっているところが雪、青く見えているところは水ではなくて裸氷だ。
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ブリの威力
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3日間吹き荒れた今回のブリザードは、大量の雪をもたらした。
外に出てみると、建物の風下側に巨大なドリフト(吹き溜まり)が発達して、雪稜を形作っていた。
おっ、レスキュー訓練にちょうどいいな、と一瞬思ったが、すぐに頭の中は除雪のことで一杯になる。
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麺恋倶楽部
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昨日の午後から風が強まり出し、夕方には久しぶりに外出注意令が発令された。
外出制限が出たのは3週間ぶりくらいだろうか。
今日は朝から終日ブリザードで基地内で過ごす。
天気が良ければ岩島へのハイキングが予定されていたが、昨夜のうちに早々に延期が決まった。

生活係の中に麺恋倶楽部というのがあって、1ヶ月に1回くらいの割合で休日日課の日曜日のブランチに麺を打つ。
私もメンバーに入っていて、先週の第1回目の会合では倶楽部員のエプロンを藍染めした。
今日は朝からそのエプロンを身にまとって、手打ちうどんを作った。
不覚にも寝坊して出遅れた私は、サポート役に回り、みんなの作業を手伝った。
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 東オングル島と大陸は約4km離れている。
 ちょうど対岸にあたる位置に向岩(むかいいわ)と呼ばれる場所がある。
 昔は、昭和基地から向岩を経由して大陸に上がっていた時代があったが、途中にクレバス帯が続くことから今はこのルートは使われておらず、先日ルート工作を終えたとっつき岬経由のルートが主流となっている。
 とっつき岬のルート工作が予定よりかなり早く終わったので、今日は向岩へのルート工作を行なった。
 ルート工作に大分慣れてきたとはいうものの、それは手順だけの話で、まだトラックのついていない海氷上を周囲の様子を伺いながらスノーモービルでゆっくりと走る時はやはり緊張する。
 天気予報はそれほど芳しくなかったものの、出発してしばらくすると青空が広がってきて、間もなく晴れ渡った。
 気温は低く、冷たい風が顔の感覚を奪っていく。
 目出帽とゴーグルで完全武装して凍傷を防ぐ。
 約500m毎に標識旗を立てて、ほぼ一直線に向岩を目指した。
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寒くなってきた
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ここ数日-20℃を下回る日が続いている。
晴れた日に南極大陸からの南風が吹くと気温が下がる。
一日一日と日が短くなってきて、冬の足音が聞こえるような気がする。

今日は朝一番で南極教室の素材用のビデオ収録を行なった。
-20℃で熱湯を空中に撒くとどうなるか。
南極教室のクイズコーナーの定番問題。
答えは「爆発する」
空中にお湯を撒いた瞬間に霧状になって風に流されていく。
ぬるいお湯や水だとこうはならず、普通の水撒きのようになってしまうから不思議だ。
5月から南極教室の回数が増えるが、悪天時や極夜期には外からのレポートができなくなるので、こうやって今から素材を集めている。

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北海道新聞『南極見聞』
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 北海道新聞で南極の連載が始まった。
 タイトルは「南極見聞」。

 50次隊の北海道にゆかりのある隊員が分担執筆し、北海道新聞側でリライトしてドキュメントタッチの記事となる。
 今日(4月6日)の夕刊1面に第1回目の記事が載った。
 1回目は私の担当。

 おおよそ1ヶ月に2回のペースで随時掲載となる。
 北海道の方はぜひご覧いただきたい。
 道外の方は近々北海道新聞のホームページにアップされるので、そちらでご覧いただきたい。
とっつき岬ルート開通
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今日は1日天気がもつというので、引き続きとっつき岬へのルート工作を行なった。
海氷厚は2m前後で安定していて、途中危険なクラックなどもなく、順調にルートを伸ばして行き、14時過ぎにとっつき岬に到達して、大陸に上陸した。
1月にヘリコプターで上陸して以来、2ヶ月ぶりの大陸だ。

朝方は海氷上から蜃気楼を眺め、移動中に闖入者が訪れたりと、盛りだくさんのルート工作だった。

海氷が安定してくれているおかげで、例年よりもかなり早く大陸へのルートを確保することができた。
他の海域でも安定してくれていることを祈りつつも、調子に乗りすぎると落とし穴がありそうなので自重気味に行動しなければいけない。

何はともあれ、大陸到達!
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ペンギンがやってきた!
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朝、いつもと違う雰囲気に目が覚める。
いつになく外が騒がしい。
部屋の窓のカーテンを開け、外を覗いて驚いた。
基地周辺がペンギンで埋め尽くされている!
しかもコウテイペンギン!
いったいどうしたというのだろう。
夏も終わり冬に近づくこの時期にこれだけの数のペンギンが訪れるのは前代未聞だ。
今日は一日大変なことになりそうな予感がした。

・・・なんてことが起こったら面白いんだけどなあ。
今日は4月1日。エイプリルフール。
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