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暦の上では今日は極夜前に太陽が昇る最後の日。
「暦の上」というのは、実際には明日から2~3日くらいは、地平線直下にある太陽の光が蜃気楼の関係で輝いて見えるからなのだが、いずれにしても明日から極夜期に入る。
次に太陽が昇るのは7月12日。
1ヶ月半は陽の目を見ない生活となる。

太陽に名残を惜しみつつ、やって来た極夜を楽しもうと、ミッドウィンターフェスティバル(MWF)実行委員会の提案で、MWFプレイベントを行なった。
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一年の夕暮れ時
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極夜が近づき、昼の時間が本当に短くなった。
太陽が高く昇ることはなく、地平線上を転がるように移動していく。
1年を1日にたとえるなら今の時期は夕暮れ時だ。
朝陽と夕陽の区別はなく、太陽が昇ってしばらくするといつの間にか夕陽となって沈み始める。
薄明から薄暮へつながっている。


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誕生会
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毎月誕生会をやるとかなり手間がかかって大変なので、数ヶ月に一度まとめてやることにしているが、今日は4月~7月生まれの人をまとめてお祝いしようというかなり乱暴な誕生会。
まだ誕生日を迎えていない人は何やら複雑な心境のようだが、そこは割り切って楽しみましょうということで始まった。
祝われる人が最初に寸劇まがいのことをやるという流れができつつあり、随分前にはやったスクールウォーズの乗りで7人が寸劇を披露してくれた。


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レスキューリーダー訓練
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今日は50次越冬隊のレスキュー隊の2回目の訓練。
昨日のレスキュー訓練の内容に加えて、クレバスなどに落ちた人を助け上げる技術の練習を行なった。
誰も落っこちたくて落っこちる人はいない。
それでも万が一深いクレバスの中から人を引き上げる可能性もあるので、そのための練習だ。
動滑車を利用した基本的な技術を習得した。
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50次サーカス団?
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隊員たちが突然宙に舞った。
ミッドウィンターフェスティバルの余興の練習かと思いきや、今日はレスキュー訓練の2ターム目の1回目。
前回習得したロープワークのおさらいと、新たに脱出訓練をした。
タイドクラックやクレバスに落ちた際に、ロープを利用して自己脱出を行なう方法。
あまりこういうシチュエーションは考えにくいが、方法論を知っておくだけでもいざという時に役に立つ。
管理棟の非常階段から下げたロープにぶら下がり、2階まであがる。
コツをつかんでしまえばさして難しくはないが、あんまりのんびり構えていると腹筋や腕の筋肉が痛くなってくる。
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除雪三昧
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2日間に渡って吹き荒れたブリザードは、最大瞬間風速45m/sを記録し、大量の雪をもたらした。
建物の風下側には巨大なドリフト(吹き溜まり)が発達した。
これまでの雪のつき方と少し違うが、越冬経験者の話ではこのつき方が本来の姿のようだ。
4月のブリ後の写真と比べるとドリフトのつき方も雪の量も違うことがよくわかる。
というわけで本日は終日除雪。
この量だと3日程度では終わりそうもない。
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S16そり掘り出し作戦
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今日の未明から急速に風が強まりブリザードとなった。
終日30m/s以上の風が吹き、瞬間的に45m/sを記録している。
こんな日は当然外出禁止。
今回のブリはかなり多くの雪を伴っているので、ブリ後の除雪は覚悟しておいたほうがよさそうだ。
秒速40mの風というと、40m/s×60秒×60分=144000m/hつまり、時速144kmになる。
圧倒的な風の強さに建物も揺れている。

先週のS16オペレーションは、ブリの影響で1日停滞したものの、作業的にはまずまずの成果をあげた。
内陸への調査旅行の拠点であるS16には、雪上車やソリ、燃料などが置かれている。
格納庫などあるわけもなく、放っておくと次第に雪に埋まっていく。
今回のミッションは、埋まりかけたソリと雪上車の掘り出し、雪上車4台とソリ4台の回送が主だった。
風が吹く氷点下26℃の中で作業をしていると、寒いことは寒いのだが、南極に来ているのだという実感を強く持つことができた。
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ほうきゅう!
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世界標準時の11:30と23:30、地球上の約830箇所の地点から一斉に風船が空に舞い上がっていく。
日本時間では8:30と20:30、昭和基地時間では2:30と14:30だ。
ヘリウムガスを充填したバルーンに気象観測器をつけて空に放つ。
気温、気圧、風向、風速、高度を記録し、無線で観測施設に送って大気の様子を記録し続けている。
気象隊員は5人。交代制で24時間の勤務体制。
よほどひどいブリザードが来ない限りは、毎日毎日風船を上げ続けている。
条件がよい時は、気象担当以外の隊員も観測補助員として手伝うことができ、手伝うと気象チームからは「放球証明書」をプレゼントしてもらえる。
何かの記念日などに風船上げの手伝いをして、日付入りの証明書を記念に持ち帰ることが多い。

本当は連れ合いの誕生日に合わせて明日実施したかったのだが、明日からS16に4泊する予定になっているため、1日前倒しにして今日手伝わせてもらった。

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砂糖の山に群がる蟻?
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今朝の気温は-10℃。
一昨日は-29℃まで下がり、今冬一番の寒さを記録したが、-20℃前後の気温の中でしばらく過ごした身としては、-10℃だと暖かく感じてしまう。
人間の適応力というのは大したものだ。
越冬が終わる頃にはどんな体になっているのだろう。

越冬隊には、アイスオペレーションという仕事がある。
日本に持ち帰るために、氷山の氷をくだいて採取することなのだが、極地研の広報などで使う氷や隊員のお土産用の氷を今年はダンボールに300箱採る予定だ。
本番は10月頃に予定しているのだが、氷山の偵察とサンプルの氷を採取するために、下見に行ってきた。
昭和基地からとっつき岬ルートを進み、岩島を越えたあたりから西に折れて氷山群の入り口まで雪上車で移動。
一見なだらかに見える氷山でも周辺にはクラックがあったりするので気は抜けない。
何箇所か偵察をして、比較的安全な場所で氷を採った。

大陸に積もった雪が何万年もかかって分厚い氷となり、ゆっくりと流れて海に出たのが氷山だが、その氷の中には行きに含まれていた空気が気泡となって閉じ込められていて、水に入れると氷が融けて空気がはじける。
太古の空気を感じながら飲む水割りは最高だ。

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昨日から1泊でS16に出かけてきた。
S16というのはSルートの16番目のポイントという意味で、内陸への調査旅行の出発拠点となっている。
かつては、昭和基地から対岸の向岩を経由してS16に直接上がるルートがあったが、途中のクレバス帯が危険なため今は使われていない。
昭和基地から北北東に約15kmに位置するとっつき岬を経由してS16に至る迂回ルートが現在では使われている。
2週間前に同じ日程ででかけたが、事はうまく運ばず、今回はそのリベンジだ。
4人で2台の雪上車に分乗してS16に向かった。
気象隊員は気象の自動観測装置のメンテナンス、機械隊員はS16に停めてある雪上車や橇の現況調査、私はルート整備と気象隊員のサポートを行なった。

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冬日課
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5月からは冬日課となる。
夏日課より仕事時間が1時間短くなり、日曜日とあわせて土曜日も休日日課となる。
5月2日は冬日課初の土曜日休日日課。
朝はブランチから始まるのが通常だが、昨日は極地研の立川移転記念講演会「立川に南極がやってくる!」で会場と昭和基地を結ぶ南極教室が行なわれたので、早起きして食堂に集まった。
宇宙飛行士の毛利衛さんの講演に引き続き、立川市の小中学生とやりとりしながらの南極教室。
リハーサルの甲斐あって、出演者、スタッフは皆落ち着いて楽しみながらやっていた。


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西オングル行
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4月最後の日、太陽は9時過ぎに昇った。
オーロラ観測用の設備の保守のため、西オングル島を日帰りした。
3月に徒歩ででかけて1泊した所に雪上車ででかけた。

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