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大陸車両整備
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昨日までの5日間、S16ととっつき岬に出かけてきた。
主な目的は、内陸調査旅行で使用する大型雪上車SM100の整備。
整備は機械隊員を中心に行なうが、素人でも手伝える範囲で作業を分担し、限られた時間で効率的に作業を進める必要がある。
同行した通信隊員は車載通信機器の保守を行ない、気象隊員は観測装置の保守を行なった。
S16についた翌日はブリザードが吹き荒れ、結局終日身動きがとれず小屋の中に閉じこもっていることになった。
S16からとっつき岬に下り、先に帰るメンバーを見送ってから車両整備チームと合流した。
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南極選挙人
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昨日、昭和基地で投票が行なわれた。
基地内の自治のための選挙ではなく、ちゃんとした国政選挙の投票だ。
越冬中に選挙があった場合に備え、出国前に居住地の選挙管理委員会で手続きをしておくと、南極からでも投票ができる。
遠洋漁業の漁師さんや船乗りと同じ扱いということだが、こんな制度があることは南極と関わるまで知らなかった。
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とっつき大橋
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昨日は日帰りでとっつき岬を往復してきた。
先週S16から下ろしてきた橇の回収、内陸旅行用の大型雪上車SM100の無線設備と車体状態のチェック、それから毎回渡らなければいけなタイドクラックへの橋渡しが主な任務だった。
これまでは幅50cm×長さ400cm×厚さ5cmの道板を使用していた。雪上車の種類によってキャタピラの幅が違い、その都度ずらして調整しなければいけなかったが、我が隊の棟梁、建築隊員の熊さん特性の道板は、幅120cm×長さ4m、重さ1枚200kgの堂々たるもので、一度設置してしまえば、数種類の雪上車や橇にも対応でき作業効率がぐんとあがる。
かなり頑丈な仕上がりなので、重量の思い雪上車でも安心して渡すことができた。

2枚まとめて雪上車で引っ張り、とっつき岬へ向かった。
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S16オペレーション
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昨日までの5日間、大陸に出かけてきた。
内陸旅行の出発点であるS16に行き、16台の橇と3台の雪上車のとっつき岬への回送、地圏部門のGPS観測、気象部門の観測機材の設置を行なった。
5月にS16に出かけた際に、深く埋まった橇を掘り出しておいたので、今回は比較的楽に橇を動かすことができた。
雪上車の運転、橇の引き回しと連結、ひとつひとつが内陸旅行で必須となる技術であるし、準備段階から積極的に関わることで自分の中に経験として着実に蓄えられることを実感している。
寒さ、風、雪、視界の悪さなどの自然的要因の他、同行した8人のチームワークと体調、雪上車の調子など、人的要因や機械的要因がうまく折り合って初めてオペレーションは成功する。
すべてが計画通りにスムーズに行くことのほうが稀で、常に変化する現場の状況に合わせて計画を見直し、少しでも理想に近づけようとする姿勢が大切だということを改めて感じた。
厳しい環境の中で、知恵を絞り、体を動かしての作業は、つらい部分もあるにはあるが、やりがいのある作業だし、楽しみながら行うことができる。
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ペキンダック
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昨日は8月の誕生会。
例によって、8月生まれの隊員だけでなく、9月、10月生まれの隊員も先取りしてお祝いした。
南極の地で皆それぞれひとつずつ年を重ねる。
パーティーの準備はそれぞれ担当者を決めてその人たちを中心に実施するが、昨日の誕生会の担当者は計らいが粋で、お祝いされる隊員の家族と事前に連絡を取り、FAXで取り寄せた肉筆のお祝いメッセージを隊員ごとにお披露目した。
字の書けない幼い家族のメッセージはお母さんの代筆。妻、子ども、親、兄弟、従兄弟からの心のこもったメッセージは、本人だけでなく周りの私達の心も温かくしてくれた。
電報、テレックス、電話、FAX、E-mailと通信手段が発達し、どんどん便利になって日本との距離感は少なくなってきてはいるが、家族がお互いのことを思いやる気持ちはいつの時代も同じなんだろう。
南極で、それぞれの専門分野で忙しく働く日常の中で、家族とのやりとりがどれだけ心の支えになっているかということをシェフが作ってくれた料理をほお張りながら考えた。

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ラングホブデルート開通
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 前の日に吹雪に追い返され、翌日に日帰りでルートを延ばすつもりでいたが、しばらく好天が続きそうとの気象隊員の情報でそれなら1泊2日で行こうということにして、1日遅れでラングホブデに出かけてきた。
 前回の最終到達地点から急に氷が薄くなったので、用心して最初は慎重に氷厚を測りながら行ったが、測った範囲ではいずれも1mを越えていたのを確認してからいつものペースに戻して進んだ。
 -30℃前後の気温で指先が冷たくなったり、氷が堅くて穴を開けるのに時間がかかったりして、予定よりも時間がかなりオーバー気味となる。
 天候も海氷も安定しており、地形も確認できることから少々遅くなっても小屋まで行こうということで前進した。
 ラングホブデの湾に入るところで高さ1.5mくらいのプレッシャーリッジが延々と続いており、ここを越えるのに時間がかかって、結局目標地点に到着したのは17時を回ってしまった。
 暗闇迫る中の行動は緊張したが、観測小屋でほっと一息つくことができた。

 
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