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賑やかになって来た
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ここ数日、海氷上のルート工作を再開した。
11月中旬から12月初旬にかけて、ペンギンセンサスとよばれる個体数や営巣数の調査が行なわれる。
ペンギンはルッカリーと呼ばれる営巣地に毎年巣をつくり、卵を産み、子育てをする。
ルッカリーは決まった場所にあって、毎年そこで調査することで個体数、営巣数の増減を調べるのだ。
ペンギンセンサスに先駆けて、ルッカリーに至るルートを海氷上に作っておく必要がある。
すっかり夏の日差しになり、気温も上がって来て、晴れていると気持ちよくルートを延ばすことができる。
昭和基地周辺で数多く見られるのはアデリーペンギン。
体長70~80cmのかわいらしいペンギンだ。
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ルート工作はいつものように海氷厚を確認した後目印の旗を立ててGPSで緯度経度を測り、旗と旗の間の磁方位と距離を測り、進んで行く。
暖かくなってスノーモービルが使えるようになったので、機動力がぐんと増して快調なペースで進めることができる。
一人でできる作業ではないので、その都度同行者を募って手伝ってもらっている。

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すっかり暖かくなったので、お昼をゆっくり食べても弁当は凍らない。

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この季節、どこからともなく海氷上に忽然とペンギンの行列が現れる。
北の温かい地域から故郷のルッカリーに戻ってくるのだ。
目を凝らしてみると、あちらにもこちらにも隊列を組んだペンギンを見ることができる。
ルッカリーをめぐるルートを作っている我々とは当然向かう方向が同じなため、ペンギンたちと抜きつ抜かれつしながらの作業となる。

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昭和基地周辺で最大のルッカリーに寄ってみた。
最盛期は2~3千羽のペンギンが集まる所だが、まだまだ集まり切っていないようだ。
それでも7~8百羽はいただろうか。

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海氷が緩んで来るとアザラシも海氷上に姿を現す。
一昨日出会ったのは11頭のウェッデルアザラシ。
陽光を浴びながら氷の上でひたすらごろごろしていた。

一見のんびりムードの風景だが、気温が上がり氷に変化が現れるということは、それだけ危険性が増すということ。
足元は水深600mの海だということを再度自覚して、注意怠らず行動したい。
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hassyからのお願い
樋口さん、9月以来のご無沙汰でした。
お願いがあるので、メールいただけませんか?
hassy | URL | 2011/11/24/Thu 18:12 [EDIT]

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