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くろまつない
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北海道の南部、渡島半島のつけ根に黒松内町がある。
17年前にともに事業を立ち上げ、以来喜怒哀楽をともにしてきた高木さんが暮らしている町だ。
一般公募ではなくて、隊員枠でできる南極教室の追加募集が出たときに、次は黒松内でやりたいと思い、高木さんに相談したところ、ぜひやりましょうということになり、町内の子ども達を相手に開催することになった。
学校の先生や教育委員会も大乗り気で、話を進めているうちに町内の小中学生全員を対象にしましょうということになり、町をあげてのイベントになった。

南極教室は、極地研の広報室が担当する正規の事業で、全国の小中学生に南極を身近に感じてもらおうという趣旨のもと、昭和基地で越冬する隊員が現場を取り仕切って開催する。
私が南極に居ることで、縁のある地域の子ども達に南極教室を通じて、少しでも視野を広げてもらえたらという思いで、何回かの南極教室の主担当となってやってきた。

小学校1年生から中学3年生を対象とするのは実は難しい。
話の内容を小さい子に合わせすぎると中学生はつまらないだろうし、中学生に合わせると低学年の子は飽きてしまうだろう。
予め全員から、南極について聞いてみたいことを送ってもらい、できるだけ沢山の疑問に答えられるようにストーリーを組み立てた。
昭和基地側のスタッフは、南極教室常連組みで固め、磐石の態勢をとった。

札幌からボランティアで駆けつけてくれて、司会を務めてくれた友人の気象予想士さんや学校の先生達が子ども達を上手に導いてくれて、何とか無事終えることができた。

どうやら子ども達は喜んでくれたようで、野外での活動の合間を縫って準備してきた甲斐があった。

IMGP8891.jpg
昨日の接続試験の時の写真。今日の本番では写真を撮れなかった。

南極教室が終わって外を見てみると、とっつき車両整備チームがちょうど昭和基地を出発したところだった。
いつもは見送られる側だが、今日はめずらしく見送る立場となった。

IMGP8957.jpg

9月に入り、野外での活動が本格化するにつれ、同時に2つのパーティーが出かけることになる。
今日は一日慌しく準備をして、明日から5日間の予定でラングホブデに向かう。
地学担当隊員の観測と、ラングホブデから先のルート工作が目的だが、3日後くらいにブリザードが来る予報なので、2日間くらいは停滞しそうだ。
いつもどおり、安全第一で過ごそうと思う。
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Re:充実した時間でした
気象予想士さん

今回も色々とありがとうございました。
子ども達に喜んでもらえて、実施した甲斐がありました。
帰国したら黒松内で一緒に一杯やりましょう。
K-HIGUCHI | URL | 2009/09/13/Sun 14:26 [EDIT]
Re:Re:くろまつない
Azさん

黒松内はいい所ですよ。
今度帰国された時に時間を作って行ってみて下さい。
きっと気に入ると思います。
K-HIGUCHI | URL | 2009/09/13/Sun 14:23 [EDIT]
充実した時間でした
昨日は楽しい時間をありがとうございました。
子ども達はとても喜んでしましたよ。
子ども達に回して順番に見てもらった南極氷があっという間に融けてしまったのは予想外でした。そういえば、前札幌でやったのは2月で、それからもう半年も経ったのだと思いました。
シナリオにはない話をアドリブでやったのも面白かったですね。
今度は、10月3日に札幌市円山動物園で開催される雪氷楽会に参加する子ども達への写真とメッセージよろしくお願いします。

気象予想士 | URL | 2009/09/03/Thu 08:42 [EDIT]
Re:くろまつない
私も南極教室に参加してみたいなっていつも思います。
黒松内ってどこにあるんだろうと地図で検索してみました。
ニセコにも近くって、町のウェブページには移住相談とかも載ってて、そのうち真剣に見てみようかと思います(もっと先の隠居後の移住かな)

昭和基地って少し高いところにあるのですね。
360度のパノラマ?が素晴らしい☆
Az. | URL | 2009/09/03/Thu 03:23 [EDIT]

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